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遺言ツアー
有馬でうまいものを食べて遺言を書く。
という「遺言ツアー」が行われました。

「遺言」という「死」にからむマイナスイメージの言葉と
「ツアー」といういわば遊び感覚の言葉を融合させた新しい発想です。

これは私の飲み友達である
大阪の編集プロダクション「プレスサリサリ・コーポレーション」
代表の福川氏の発想と
遺言には「気持ちを伝える」発想が必要だと考える
行政書士の高木氏の思いがひとつになって
そこに心理カウンセラーの八木氏が加わって成立した企画です。

遺言ツアーの発しているメッセージは
相続を争続にしないという
信託銀行や弁護士、コンサルタントの高邁な発想とは一線を引き
家族や関係者に自分の「思いを伝える」
ことを最重視する。

だからこそ
うまいものを食べてお湯につかって
自分の心と前向きに向き合うことが重要なのです。

そのために
行政書士が法的な不備をなくすこと。
遺す方、遺される方にストレス」を遺さないために
心理カウンセラーが必要であること。
そしてもちろん
「附言」という文章を書く以上文章としての精度も必要
と言う点でプロの文章家が必要。

「思いを伝える」ことを主眼としたことで
この遺言ツアーの模様は
毎日新聞、産經新聞などの各紙
朝日放送、毎日放送、読売テレビなど関西ローカルTVの
各夕方のニュース番組で取り上げられ
マスコミ関係者の間でちょっとした話題になっています。

「思いを伝える」
今の世の中これが一番難しいことは
我々広告業界の人間こそひしひしと感じているテーマです。
# by koukoku-clinic | 2010-01-11 18:13
市橋逮捕の残した2つのメッセージ
2年以上逃げ回っていた殺人犯・市橋達之が逮捕されました。

名古屋での整形による新しい顔の公開から始まり、
茨木市の建設会社での就業発覚
神戸六甲のファリー会社社員の通報
大阪南港での逮捕という流れでした。

この一連の流れの中で
殺人とは無関係な
2つの重要なメッセージが私たちの中に残されました。

一つは、
「整形はお金さえあれば誰でもどこでもできる」というメッセージ

あれだけ特徴的な顔をした逃亡犯が
いともあっさりと顔を変えられるということは
他の逃亡犯はみんな顔を変えているのではないかと
勘ぐってしまいます
整形外科医にといい算術(儲け)こそ最大関心事なのかも知れません。

もう一つは、
「働く場所はけっこうある」というメッセージ

市橋容疑者は衣食住つきの建設会社で手取り11万円を稼いでいたらしい。
この就職難でフリーターが困っている時代にである。

皆さんはこの2つのメッセージ
どう感じますか?
# by koukoku-clinic | 2009-11-14 15:26
きつーい一発。
ご存知の通り10月9日
アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を授与される事が
ノーベル賞委員会から発表されました。

何に対しての授与なのか
誰にもその真意はわかりません。

今年1月デビューしたばかりで何の実績もない
話題先行の新人がいきなりノーベル賞と言うこれ以上はない
ビッグタイトルを贈られる事になったのです。

実績と言えば
アメリカ大統領になって好戦的なブッシュから
一転、
対話と交渉を通じた国際紛争の解決をめざす方針を掲げた事
そして
そのシンボリックなショーとして
4月にプラハで演説をぶち上げた事
さらに
9月国連安保理首脳級会合で「核兵器なき世界」をめざす決議を採択したこと。

これまでのノーベル賞の選考基準はすべて「実績」に対して贈られてきました。
昨年の日本の受賞者など何十年も前に発表した論文に対して贈られていたのを思い出します。

そういう意味でノーベル賞の基本的なメッセージは
「ごくろうさん」であり
「すばらしい発見や発明をありがとう」であったと思われます。

しかし今回のオバマ大統領へのそれは明らかに違います。
「プラハのショーはすばらしかった」
「国連で指導者としての仕切りぶりは見事でした」

これがノーベル平和賞のメッセージでしょうか?

そんなことでノーベル賞などもらえるとは思いません。
むしろそのメッセージは
サントリーの創業社長のメッセージとして名高い

「やってみなはれ」

・世界の希望
・ヨーロッパの皮肉
・アメリカへの牽制

それらをないまぜにして

「やってみなはれ」

と突きはなし
きついメッセージを含んだ
絶妙のノーベル平和賞ではないでしょうか?

「やってみなはれ」といわれたオバマ大統領は
はたして次の一手でどんなメッセージを繰り出してくるか
とても楽しみです。

# by koukoku-clinic | 2009-10-26 17:13
リオのメッセージに完敗
勝手に広告クリニック 2

メッセージとは
全体を俯瞰して、その本質を象徴的に表現したフレーズ。キャッチフレーズとは別物。
ただしキャッチフレーズにもなりうる。

最近メッセージを気にすべき状況が続いています。
ひとつはこの間の衆議院選挙であり、
もうひとつは、10月2日にコペンハーゲンで行われたIOC総会でのプレゼンテーション。
オリンピック誘致では、結局もっともシンプルかつわかりやすいメッセージの
ブラジリ・リオデジャネイロで決定しました。
メッセージは、

「南米大陸で初めてのオリンピックを」

これに対して
各国のメッセージは

東京:
「環境に優しいオリンピック」

シカゴ:
「お金の儲かるオリンピックならシカゴ」

マドリード:
「89才のサマランチにオリンピック誘致の名誉を」

こうしてメッセージを並べてみて見ると
やはりずしんとくるのがブラジルです。
メッセージという点で「南米大陸初」に勝る物はありません。

くせ者はマドリード。
前IOC会長への同情を呼び込み決戦まで持ち込んだ物の
やはり
「南米大陸で初めてのオリンピックを」
にはかないませんでした。

メッセージの重要性、機能、あり方の恒例でした。

次回は、ヨーロッパの皮肉なメッセージの話です。
# by koukoku-clinic | 2009-10-12 00:12
勝手に広告クリニック 1
電車の中は金融メッセージがいっぱい。

最近やたらに法律事務所による
過払請求の広告が目につきます。

その一方で
更に目につき始めたのが消費者金融の無利息広告。

そこで勝手に広告クリニック。

レイク=======================

もちろん30日間無利息
or
10万円までならず〜と金利50%OFF


プロミス======================

30日間無利息


ノーローン=====================

なんどでも1週間無利息のノーローンが
初回30日間無利息はじめました

その同じ車輌に3つの法律事務所の過払い請求で
払いすぎた金利が戻ってくる
という広告。

●借りて!30日間利息をただにするから!>>>消費者金融
VS
●借りすぎても大丈夫、私たちがついてます>>>法律事務所

の競演。

電車の中のメッセージは

消費者金融で借りまくって
法律事務所で取り返そう。

現実はそうは甘くないのに。電車の中はそういう広告気分。


# by koukoku-clinic | 2009-10-06 01:05


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